あめのいお(ビワマス)飯
琵琶湖固有種のビワマスは琵琶湖の深いところにいます。初秋の頃、産卵のために河川に上ってきます。雨と一緒に上ってくるので「アメノイオ」とも呼ばれています。
大きな鍋で、姿のまま、新米と炊きあげるという豪快な漁村(郷土)の料理です。
あめの魚(ビワマス) 正 500g (1kgのもの1尾)
米 3合 酒 少々
醤油 カップ1/4
酒 大さじ1 具 人参 50g
みりん 大さじ1 ごぼう 50g
昆布だし 干ししいたけ 10g
青ネギ 2本
作り方:
- 魚のうろことぬめりを取り、内臓とエラを取りきれいに洗う。炊飯器に入る大きさに切る。卵があれば別に取っておく。
- 米は洗ってザルにあげ水気をきる。(30分おく)
- 人参と水にもどした椎茸は千切り、ゴボウはささがきにして水に浸ける。ネギは小口切りにする。
- 炊飯器に、米と調味料と昆布だしを入れ、③の具と①の魚を乗せて炊きあげる。
- スイッチが切れたら小口切りの青ネギを入れる。
- 蒸らし終わったら骨を取り、魚をほぐし、さっくりと混ぜる。
※魚のうろこやヌメリに生臭さが残ります。最初の処理をしっかりして、水気を拭き取ってから冷蔵庫に入れておきます。また、ゴボウやネギが魚臭さを消してくれます。
※魚好きの方は、野菜を入れず魚だけを炊き込むご飯もおいしいです。