安曇川地域魅力ある地域づくり事業 ~郷土料理の伝承 ~

氷魚めし

~ 氷魚(ひうお) ~
05-08.jpg氷魚は、ヒウオともヒオとも言われる。氷のごとく薄く透き通る魚で、成長した鮎のような臭みも苦みもなく、食べると氷が解けるような・・・はかなさが好まれる。
エリが2月に解禁され3月頃まで川魚店にありますが、天候により漁のできない日もあり、頼んでおかないとなかなか手に入りません。
新鮮なヒオをすき焼き風に煮るとおいしい。又、手軽には釜揚げヒオを2杯酢で頂くのも良し。琵琶湖近くに住んでいるから楽しめる冬の味です。

旬の短い氷魚、しかも命の短い氷魚 
琵琶湖の近くに住んでいればこそ味わえる氷魚です。

 

材料

米      カップ3    
小鮎(ひお) 200g
人参      50g
ごぼう     40g
干し椎茸     2枚
油揚げ     1/2枚
青ネギ     20g

 醤油   大さじ2~3
 酒    大さじ2
 塩    小さじ1/2 
 みりん  小さじ1

作り方:

  1. 氷魚はザルに入れ、水で振り洗いして水を切る(魚は優しく扱う)
  2. 米は洗って水切りする。(30分)
  3. ゴボウはささがきし、酢水に浸ける。水に戻した椎茸と人参を短冊に切る。あげは熱湯をさっとかけて油抜きし細く切る。ネギは小口切り。
  4. 釜に米とAの調味料と水を加え、よく水切りした3.1.を入れ普通に炊く。むらして小口切りの青ネギを混ぜる。 

※氷魚は壊れやすいので、混ぜる前に魚を少し取り置き、盛りつけてから上に飾りおくと美しく仕上がる。