5月から
もとは女の子の祭りであった。
もともと中国から入ってきた文化で、その当時は田植えの始まる前に、早乙女と呼ばれる若い娘たちが「五月忌み」といって、田の神の為に仮小屋や神社にこもって汚れをはらい清めていたそうです。
男の子のお祭りに変わったのは平安時代からで、当時、宮中では馬の上から矢を射ったり、競馬などの勇壮な行事を行うようになっていました。
そんな中、端午の節句で使われるショウブが、武事を尊ぶ「尚武」や「勝負」にも通じることから、男の子がショウブを頭につけたり、ショウブで作った兜で遊ぶようになり、女の子のお祭りであった五月忌みが、男の子を祝う行事に変わったそうです。江戸時代頃から、武者人形や子どもの出世を願い鯉のぼりを揚げたりと次第に男の子の節句になったそうです。
(日本人のしきたりから引用)
材料
薄力粉 150g
上新粉 250g
黒砂糖 400g
ニッキ粉(シナモン) 少々
熱湯 300ml
ぬるま湯 300ml
作り方:
- 全部の粉をよく混ぜ合わせる。
- ぬるま湯でよくこねる。
- 熱湯で黒砂糖を溶かす。
- 2.と3.を合わせてバットに流し25分間蒸し器で蒸す。冷えてから適当に切る。
*小豆・コーヒーなどを加えると楽しく食べられる。
~牛乳パックを使って簡単に作れるういろう~
材料
中力粉 100g
砂糖 60~70g
水 300ml
牛乳の紙パック 1000ml 用
作り方:
- 紙パックはよく洗う。縦半分に切る。材料を混ぜて紙パックに流し入れる。
- レンジで10分かける。
材料
はったい粉 300g
砂糖 250g
水 50ml
水飴 250ml
きな粉 少々
作り方:
- 砂糖・水・水飴を鍋に入れ、煮詰める。沸騰して全体に泡が出てきたら火を止める。
- ボウルに入れたはったい粉の中に、1.の液を入れ、しゃもじで手早く混ぜ合わせる。
- 2.を、棒状にのばし小口から切り、きな粉を合わせる。
材料(4人分)
もち米 カップ3
鶏肉 100g
ゼンマイ・ワラビ水煮 100g
むき栗 50g
人参 50g
ごぼう 30g
干し椎茸 2枚
A
醤油 大さじ1
塩 小さじ1/2
酒 大さじ2
だし汁 カップ1/2
B
だし汁 カップ1/2
醤油 大さじ1
塩 小さじ1/2
砂糖 小さじ2
作り方:
- もち米を洗い4~5時間水に浸ける。その後、だし汁に調味料を入れ、もち米を一晩つける。炊く30分前にざるにあげ水気を切る。漬け汁は残しておく。
- 鶏肉は1センチ角に切る。野菜は千切り、ごぼうはささがきに切る。Bの調味料で汁気がほとんど無くなるまで煮て下味をつける。
- 蒸しのあがった蒸し器に、蒸し布を敷き、米と具を入れ蒸す。途中1~2回 1.の漬け汁を打ちながら約30分蒸す。
~炊き込みおこわにする場合は~
- もち米とうるち米を7対3の割合で混ぜて炊くと食べやすい。
- 炊飯器に水切りした米と具と調味料を入れ普通に炊く。
*炊きあがったら木桶かボールに移しほぐしておく。
材料
は竹(ちく) 300g
蕗 200g
油揚げ 50g
だし汁 カップ3
砂糖 大さじ3
みりん 大さじ3
塩 小さじ2/3
薄口醤油 大さじ1
作り方:
- は竹(ちく)は食べやすい大きさに切る。
- 蕗は鍋に入る長さに切り、たっぷりの熱湯に塩を(湯5カップに塩大さじ1)入れた中に、蕗の太い方から入れしんなりしたら全体を入れ4~5分ほど色よくゆでる。水にとり冷ます。水の中で皮をむき、4センチにきる。
- 油揚げは熱湯にかけて油抜きをして、蕗と同じくらいの長さに切る。
- 鍋に、は竹とだし汁を加え火にかける。
- 沸騰したら火を弱めて4~5分煮て、蕗、油揚げを入れ砂糖とみりんを加え、落としぶたをして煮る。5~6分で薄口醤油を加え、弱火で煮汁が1/3になるまで煮る。途中、鍋返しをして味を均等に含ませる。
材料
わらび(水に戻したもの) 100g
人参 50g
ほうれん草 50g
昆布・かつお
砂糖・醤油・みりん
あえ衣
木綿豆腐 1/2丁 (150g)
練りゴマ 大さじ2
砂糖 小さじ2
薄口醤油 大さじ1
白味噌 大さじ2
作り方:
- 干しわらびは1~2日、水に浸ける。鍋に水とわらびを入れ、5~10分煮る。湯を捨てて、洗う。わらびの先をそろえて3cmに切り、穂先と軸に分けておく。
- 人参は3センチの短冊切りにし茹でておく。
- ほうれん草は軸を取り3㎝に切り茹でて水を切る。
- すまし汁より少し濃いめの味で、わらびの堅い部分を下煮する。途中で穂の部分を入れ10~20分にて味を含ませる。
- 鍋に湯を沸かし、豆腐を入れ中火でゆっくり煮る。火が通ったら取り出して冷ます。
- ゴマと調味料と5.の豆腐を入れすり鉢でする。
- 6.をボウルに移し、わらび・人参・ほうれん草を入れて和える。
*和えるものは、同じ温度に冷まして和えること。熱いものを合わせないように。
ふきのとうに始まり、コゴミ・わらび・ぜんまい・ふき・タケノコなど山菜の食材が豊富。
これらを乾燥や塩漬け保存により日常食に、また、冠婚葬祭のご馳走として、湖と山の近い湖西ならではのなじみ深い山菜料理です。
旬のタケノコが採れたら、まず縦半分に切り皮を取り、桶に交互に並べ、塩を多い目に振り、漬けていく。毎日とれた分を入れ、塩を振り漬けて重石をする。3日ぐらいで水が上がってくる。一ヶ月後、塩を少々振りながら漬け直す。
~タケノコの粕漬け~
塩押しタケノコを容器から出し、水洗いして水を切り、酒粕(味噌)に漬ける。(2度漬けするとおいしい)
1回目 酒粕・みりん・酒 でのばした中に漬ける。
2回目 酒粕 5kg
みりん 180ml
酒 90ml
砂糖 600g
~タケノコの味噌漬け~
塩押しタケノコを容器から出し、水洗いして水を切り、酒粕(味噌)に漬ける。(2度漬けするとおいしい)
1回目 酒粕・みりん・酒でのばした中に漬ける
2回目 酒粕 5kg
砂糖 500g
味噌 1kg
みりん 180ml
酒 90ml
~タケノコのキムチ~
塩押しタケノコにキムチの素を入れてからませる。
タケノコ寿司 は竹(もうそう竹や真竹ではない)
材料
タケノコ(は竹に限る)
アク抜きとして
酢・米のとぎ汁・糠
調味料
だし・薄口醤油・砂糖・酒・みりん
中に詰める為のすし飯
ちらし寿司又はのり巻きに使う具を数種
合わせ酢(米1升に対して)
酢 1合
砂糖 1合
塩 大さじ1
化学調味料 中さじ1
具
かんぴょう・椎茸・ちりめんじゃこ・ゴマ・木の芽 など
作り方:
- は竹(もうそう竹や真竹ではない)は、皮をむき大きめの鍋に湯を沸かし、アク抜きのため、酢又は米のとぎ汁などを入れて、は竹を柔らかくなるまで茹でる。
- 茹で上げれば、中の節を、周りを切らないように、くり抜いて筒状にする。
- 鍋に、好みの味に調味料で味付けし煮含める。
※煮えたらしばらく煮汁に浸しておくと味が良く染み渡る。 - すし飯を作る。
のり巻きに巻く具材を用意する。また、好みの具を入れて、ちらし寿司にしても良い。 - 3.のタケノコに、4.のすし飯をしっかりと詰めていく。(イカ飯の要領で)
- 形を丸く整えてから2センチ程度の幅で包丁で切る。
*のり巻きの形にする場合は、は竹の側面を縦に少し包丁を入れてから、竹の節を取り除き丸くなるように、すし飯を竹の側面に沿って半分入れ具材を並べ、残りのすし飯を入れて、のり巻きのように輪切りになるように包丁を入れる。
- タケノコ(はちく)は、皮を取ってゆがく。(アク抜きのため、酢や糠を入れるとよい)
- 茹であがったら水で洗い、先端の柔らかい部分は、酢物や煮物やきんぴらなどに、まっすぐな部分をだし汁で煮て、中の節の部分をくりぬき、その中にちらし寿司を詰める。
- 大皿に笹の葉を敷き、その上に盛りつけて、紅ショウガ・パセリなどを添え彩り良くしてお客様用に。
*タケノコは旬を大切に、作ったら早い目に食べること。
(目先を変えて、にぎり寿司に)
秋に漬けたたくあんが、食べきれなかったときに昔の人は知恵を出しました。「もったいない!」。
けだし(塩抜きのこと)して、だしじゃこや昆布、唐辛子などを入れ、時間をかけてじっくりと煮含めて戴きました。 本当にぜいたくな煮物でした。
材料
古漬けたくあん 1本
だしじゃこ 20g
醤油 大さじ4
砂糖 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
鰹だし 5g
赤唐辛子 1~2本
作り方:
- たくあんは糠を落としてきれいに洗い、薄く輪切りにして大きければ半月切りにし、たっぷりの水につけ半日~1日ほど塩抜きをする。(塩のからさにより異なる)
- 1.をあげ、たっぷりの水でゆで湯を捨てて、再度、水からゆで好みの柔らかさに茹でる。(この時種を取った赤唐辛子を入れる)
- 2.を、ザルに上げ、鍋にだし汁を入れ、調味料を入れじっくりと中火から弱火で煮る。