安曇川地域魅力ある地域づくり事業 ~郷土料理の伝承 ~

10月~11月

~10月~11月にかけて~

実りの秋・収穫の秋・食欲の秋・・・そして感謝の秋。
収穫に感謝するために、野菜類を主としたお祭りなどが、行事として各地に残っています。やがて迎える冬の季節に対しての貯蔵・保存など、食に関して昔から生活の知恵として現在も伝承される季節でもあります。


材料

ごぼう     1本(100g)
枝豆(正味)   200g
砂糖      大さじ2

作り方:

  1. ごぼうはきれいに洗い4センチに切る。太いところは縦にも切り酢水につける。塩ゆでする。
  2. 枝豆は柔らかく茹でる。さやから出し薄皮も取る。
  3. 再度熱を通し、ミキサーに入れ、調味料も加え、熱湯のあら熱を取ってから、ミキサーが回る程度に加えて回し、どろりとしたあえ衣にする。
  4. ごぼうを和える。

*ごぼうは、たたきごぼうに、又柔らかく煮たものもよい。

 

材料

さつまいも   800g
バター     大さじ2~3
砂糖      大さじ6
牛乳      1/2カップ
卵黄      2個分
塩      少々(小さじ1/2)
バニラエッセンス  少々

作り方:

  1. さつまいもは厚いめに皮をむき充分水にさらして蒸す。熱いうちに、裏ごし又はすり鉢でつぶす。
  2. 1.を鍋に入れ、バター・卵黄1個分・砂糖・塩・牛乳を加えてよく混ぜ、弱火にかける。練りながら水分を逃がし堅くなってきたら火から下ろし、バニラエッセンスを入れる。
  3. アルミ箔で舟形のケースを作り1.を盛り表面をつやが出るように卵黄を刷毛で塗り、天板に並べてオーブン(中火~強火)で20~30分焼く。

*舟形に入れるとき、固く絞った布巾の上でいも型にするとよくまとまる。

材料

イチジク     1kg
砂糖       400g
レモン汁     1個分
レモンの皮    1個分

作り方:

  1. イチジクは皮を包丁でむき、丸のままでホーロー鍋に入れる。レモンはきれいに洗い皮の部分をおろし器でおろす。実の方は、レモン絞りで絞っておく。
  2. 1.のイチジクと砂糖、おろしたレモンの皮を一緒に入れて火にかける。(水は入れないこと)
  3. 木べらで焦げないように、時々混ぜている内に砂糖が溶けてくる。途中、泡を取りながら気長く煮詰める。煮詰まる前には始終木べらで混ぜること。
  4. ほどよく煮詰まれば、最後にレモンの果汁を入れてジャム状にする。
  5. 冷めたらきれいな瓶類に入れて、冷凍保存すると長く楽しめます。

材料

丁字麩     4個
きゅうり    300g
からし酢味噌
 すりごま   大さじ1
 練りからし  小さじ1
 味噌     大さじ2
 砂糖     大さじ2
 酢      大さじ2

作り方:

  1. 丁字麩は、1個を4つに切り、ボールに入れて水に浸し落としぶたをしてもどす。(20分程度)
  2. 1.を固く絞る。
  3. きゅうりは、薄く輪切りにして塩でもみ、固く絞る。
  4. からし酢味噌を作る。
    ごま・練りからし・味噌・砂糖をよく混ぜて酢でときのばす。
  5. 2.3.をからし酢味噌で和える。

 

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材料

豆腐      1丁
白ごま・塩   各小さじ1.5
砂糖      小さじ2.5
みりん     小さじ1.505-34.jpg
白味噌     大さじ1.5
こんにゃく   1/2丁
人参      100g
だし汁     100g
椎茸      2~3枚
醤油      小さじ2
砂糖      小さじ1

作り方:

  1. 椎茸は水にもどす。豆腐は熱湯を通して布巾に包んで充分絞ってからつぶす。こんにゃくと人参は細く食べやすい長さに切りそれぞれに、さっと茹で水を切る。
  2. こんにゃく・人参をだし汁・砂糖小さじ1・塩小さじ1/3  醤油小さじ1で下煮する。
  3. 1.の椎茸を千切りし、醤油・砂糖・椎茸の戻し汁で弱火で煮てから炒りつけるように煮て、水気を取る。椎茸と2.のこんにゃく・人参をザルに取り汁気を切り冷ます。
  4. ゴマは香ばしくいって、すり鉢で油が出るまですり、豆腐・白味噌・塩・砂糖・みりんを入れよく混ぜる。この中に3.のこんにゃく・人参・椎茸を和える。