12月 冬至・クリスマス・晦日・年越し
~12月(冬至・クリスマス・晦日・大晦日・年越し)~
一年のけじめをつける月。
年の市・除夜の鐘・年越しそば・迎春準備・・・
冬至にかぼちゃ・・・寒さ本番を前に冬に不足しがちな栄養分を取るための生活の知恵です。ゆず湯にはいると風邪を引かない。家族や友人との楽しいクリスマス。心のこもったプレゼントなどなど。
材料
かぼちゃ 500g
砂糖 大さじ5
醤油 小さじ2
だし汁 1カップ
酒・みりん
作り方:
- かぼちゃは種を取り、ところどころ皮をむき、一口大に切る。(皮を残しておくことで煮くずれを防げる)
- 鍋に調味料を入れて煮立て1.のかぼちゃの皮を下にして並べ沸騰後は、弱火で落としぶたをし、10~15分ほど汁がほとんど無くなるまで煮る。
*皮を下にして並べ、煮上がるまで、鍋返しをしないこと。
~その1~
材料
味噌 2、5kg
ゆず 15個
みりん 3合
砂糖 1、3kg
作り方:
- ゆずはきれいに洗って皮をむき、皮についているワタはきれいに取り除く。
- 皮だけをミキサーにかける。
- 鍋に、2.のゆずと分量の味噌、みりん、砂糖を入れ弱火でかけ、ぷつぷつと大きな穴が出てきたら火を止める。
~その2~
材料
味噌 400g
ゆず 3個
砂糖 300g
みりん 100cc
酒 30cc
ゆずの絞り汁 大さじ1
作り方:
- ゆずは、丸のまま皮をすりおろし中身は二つに切り絞る。
- 鍋に、ゆず以外の材料を入れて火にかけ、よく混ぜる。ほどよい堅さに練り上げる。
- 1.のゆずの皮と絞り汁を加えさらに練る。
~その3~
材料
ゆずの皮の千切り
ゆずの絞り汁
味噌 100g
砂糖 30g+80g
作り方:
- ゆずの皮を千切りにする。ひたひたの水で15~20分煮る。水に放してアクを抜く。
- 鍋に入れ、砂糖30gを加え 透き通るまで煮詰める。
- 味噌100g・砂糖80gを加え弱火で練りながら照りが出るまでよく煮る。 ゆずの絞り汁を少々加えて仕上げる。
材料
そら豆 1升
砂糖 900g
炭酸(重曹) 20g
塩 20g
作り方:
- 鍋に、そら豆1升と水を鍋の8分目ほど入れ、炭酸20gを入れて火にかける。初めは中火、豆が上に煮上がってきたら弱火にし、豆が8分~9分ぐらいに柔らかくなってきたら火を止める。
- 鍋をあげて、水を注ぎながら鍋についたアクきれいになるまで煮汁を捨てる。(鍋についたアクも捨てる)
- 鍋の底に、少し水を入れて豆をならし、砂糖を入れ、中火で砂糖が溶けるまで煮る。塩を入れて、30分ぐらいしたら、火を消して鍋を傾けながら豆に汁をからませる。
- 30分位の割合で、これを3回ほど繰り返す。一晩おくとおいしくなる。
材料
ゆで大豆
身欠きニシン
醤油
砂糖
作り方:
- ニシンは米のとぎ汁に2~3日浸ける。
- うろこなどを取り洗い、2~3㎝くらいに切る。
- 鍋にゆで大豆、ニシンを入れ、好みの味に調味する。
材料
白とうろく豆
砂糖
作り方:
- 豆を一晩水に浸ける。
- 浸けておいた水を捨てずにそのままコトコトと煮る。
- 豆の腹が少し切れるくらいになったら堅さをみて柔らかくなるまで煮て、そのまま翌日までおいておく。
- 豆をザルに上げ、しっかり水を切る。
- 鍋に砂糖を入れて火にかけ砂糖が溶けたら豆を入れて火を止める。そのまま更に翌日まで置いて味を含ませる。
*豆は、先に軟らかく煮ておき、砂糖を加えてからは煮込まないこと。煮くずれせずにきれいに仕上げられる。
~その1~
材料
身欠きニシン 100g
大根 1kg(約1本)
塩 40g
麹 150g~200g
昆布 少々
人参 少々
ゆずの皮 少々
赤唐辛子・昆布
作り方:
- 洗って皮をむいた大根を1センチ程の厚さで、拍子木切りにする。塩を入れ一晩塩押しする。
- ニシンは米のとぎ汁に一晩程度浸ておく。
- 2.のニシンを洗い、うろこや頭などを取り、2~3㎝ほどに切る。
- 容器に麹と1.と2.を交互に漬け、軽い重しをして漬ける。20日ほどすると食べられる。
*人参を薄く切って入れると色がきれい。
~その2~
材料
身欠きニシン 400g
大根 2kg
塩 0.5カップ
麹 1、8㍑(1升)
みりん 0.5カップ
昆布 少々
人参 少々
お好みで
ゆずの皮 少々
赤唐辛子
砂糖
醤油
作り方:
- 大根を好みの大きさに切り容器に大根と塩を交互につけ込み、二昼夜4kgの重しで塩押しする。
- ニシンは米のとぎ汁で2昼夜漬け、渋みと生臭さを取る。
- ニシンを取りだし水洗いして一昼夜水に浸して柔らかくして充分に水を切り2センチ程度に切る。
- 麹はみりんを振りかけて柔らかくしておく。
- 1.の大根の水を切り、人参を彩りとして薄く切り、4.の麹と好みで砂糖を振り入れてつける。本漬け後、10日くらいから食べられる。
*塩が薄いときは、醤油を少し使ってもよい。
材料
万木カブラ 1kg
調味料
塩 30g
酢 1/2カップ
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ2
酒 大さじ1
昆布 少々
赤唐辛子 1本
作り方:
- 洗ったカブラを2ミリ程度のいちょう切りにする。塩を振りしんなりさせて軽く絞る。
- 調味液を混ぜ、一煮して冷ます。
- 容器に1.と細く切った昆布を入れ、2.を注ぎかぶが液からでない程度に軽く重しをする。
*塩は薄めにして漬ける。調味料を合わせてから味見をして、足りない分を入れるとよい。
材料
大根 6kg
塩 1カップ
合わせ酢
酢 1カップ
砂糖 800g
ゆずの皮(細く切る)1個
昆布 15cm
みりん 少々
赤唐辛子 1~2本
作り方:
- 大根はきれいに洗い皮をむく。太い大根は縦に半分に切り分量の塩で3~4日塩押しする。
- 合わせ酢(酢と砂糖)を作る。
- 容器に1.の水を切った大根を並べて漬け、合わせ酢をかけ重しをして漬ける。10日ぐらい頃から食べられる。
材料
小かぶ
リンゴ
昆布
塩
作り方:
- 小かぶは洗い皮付きのまま3ミリの輪切りに切る。葉先は3センチ切り捨て茎の部分を4~5センチに切り熱湯を通して冷まし、細かく刻む。
- リンゴは皮のまま、細く千切りし、塩水に放す。
- 漬ける容器の底に昆布を1枚敷き、その上に小かぶと茎、水気を切ったリンゴを混ぜて、塩で軽くもみ、昆布を間に挟んで漬けていき重石をのせ置く。食べ頃は2~3日後。
*秋から冬は、おつけ物準備で女性は忙しいものですよ
材料
万木かぶら
(干したもの) 5kg
塩 180g
米糠 200~250g
ざらめ(砂糖) 80~100g
昆布 5cm
酢 1/2カップ
作り方:
- 赤かぶは風通しのよい所で、早くて3日~5日、長くは10日以上干す。(日数は好みです)
- 漬けるときは、1.のかぶらの葉はぐるぐる巻きにする。
- 容器にかぶらを一段、並べ、塩、糠、ざらめを一振りして、赤カブを一段ずつと交互に並べてすき間無く漬ける。仕上げに酢を回し入れると色よくつかる。
*重石は最初はきつくして、後で軽くする。早ければ20~30日で食べられる。
*塩と糠が多すぎるのもよくない。
~おいしいおつけ物は、何よりものご馳走です~
彩りもきれいな冬野菜の漬け物いろいろ
赤カブのアチャラ漬け・きり漬け・ゆず大根・キュウリのきゅうちゃん漬け・大根の甘酢漬け
糠・麹で漬けた甘みのたっぷりある白菜漬けです。
材料
白菜 2kg
糠 600g
麹 カップ2
赤唐辛子 7~8本
塩 50g
作り方:
- 白菜は株の所に包丁を入れ6つ割りに切り、よく洗い半日日陰に干す。
- 塩・糠・麹と種を取った唐辛子を刻んで混ぜておく。
- 樽の底に少し2.を振り、白菜を一並べする。次の段も、2.を一面に振り、白菜が交互になるようにしてこれを繰り返してぎっしり詰め、押し蓋をして、1~2時間おく、落ち着いたところに、重石をのせる。
- 水が上がったら軽い重石に取り替えて、3~4日ぐらいたった頃から食べられる。
材料
キャベツ 5kg
唐辛子 5本
ニンニク 1個
化学調味料 適量
塩 180g
作り方:
- キャベツは外側の汚い葉を取り除き洗って、4つ割りにして、芯の固い部分を切り取り、塩100gをまぶしながら順々に漬ける。
- 水2ℓに、残り塩50gを加えておき、押し蓋をしてからその塩水を注ぐ。
- 浸け液が上がってから、二日目に本漬けする。
本漬け
- 下漬けキャベツをザルに上げ、水気を切る。
- 唐辛子とニンニクを細かく切り化学調味料を振り、キャベツに混ぜて、塩30gを振りながら漬け込む。
- 押し蓋と重石をしておくと、3~4日で食べられる。
材料
キャベツ 中1個(1.5kg)
しょうが 2片
酢 1㍑
赤ザラメ(砂糖) カップ1
梅干し 2個
塩 大さじ1
作り方:
- 4つ割にして固い芯の部分をそぎ落とす。
- 形を崩さないように、さっと熱湯をかけザルに上げてそのまま水気を切る。
- 水気が切れたら、塩大さじ1を振り、重石を乗せ半日ほど漬けておく。
=注意!=
キャベツを熱湯に通すとき全体にさっとかけること。(くたくたにならないように)
本漬け
- 鍋に、酢・赤ザラメ・薄切りのしょうが、2つ切りの唐辛子を入れて煮立て、火から下ろして60度くらいまで冷ます。(指を入れて熱いと感じる程度)
- 下漬けしたキャベツを容器に入れ、梅干しをのせて真ん中から1.の漬け液を注ぐ。