魚供養 ~放生会(ほうじょうえ)~
魚供養
私たちの命の源となる琵琶湖の魚に感謝をし、そして供養をする。
平成20年10月18日、安曇川町南船木「西光寺」に於いて放生会(魚の供養)が執り行われました。
かっては、毎年、9月15日と決まっていたのですが、近年は社会の状況とともに日が変更するようです。水の入った桶の中に生きた湖魚が数匹、祭壇の前に供えられます。そして、人々に見守られながら僧侶による読経が厳かに誦せられる。
お供え用の湖魚
一時間ほどの読経のあと、魚を持って、近くの川に放流する為、僧侶とともに移動する。
私たちが、魚の命をいただき、生かされていることへの感謝をする行事である。
魚供養の読経 放流する川へ移動
読経のあと、放した魚を見守る人々
各地域でも行われているようですが、北船木地区においても、1月31日~2月1日にかけて、勝専寺で梁供養(やなくよう)と魞供養(えりくよう)がつとめられました。
「魞供養(えりくよう) つとまる御堂(みどう) 雪熄(ゆきや)まず」
駒井でる太(地元俳人)
(雪のある頃に、その風景の中で詠まれた短歌です)
冬の琵琶湖